Baslerが2021年の好調な業績を発表
- 日付
- 2022/03/30
2021年は不確定要素が多いなか、売上(26%増)・受注(78%増)ともに過去最高の伸びを記録しました。
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、2021年度のアニュアルレポート(監査済)を発表しました。
2021年は、半導体不足の影響を大きく受けたものの、良好な市場環境に支えられ、グループ全体の売上高が26%増の2億1,470万ユーロ(前年:1億7,050万ユーロ)、受注高が78%増の3億2,250万ユーロ(前年:1億8,160万ユーロ)に達するなど、過去最高の伸びを記録しました。その結果、税引前利益は37%増の2,800万ユーロ(前年:2,040万ユーロ)、税引前利益率は13.0%(前年:12.0%)となっています。Baslerは昨年11月にサイバー攻撃を受けていますが、予想を上回る業績により、業界内でも突出した成長を見せました。なお、ドイツ機械工業連盟(VDMA)によると、2021年におけるドイツの画像処理機器業界の受注額と売上高の伸びは、それぞれ17%と28%でした。
2022年の展望
2022年は、半導体部品の調達が引き続き課題になっているほか、ウクライナをめぐる戦争や政情不安による不確定要素も加わるなど、市場への影響が不透明な状態です。
しかしながら、各地域の全般的な売上が好調に推移していることから、Baslerでは今後も成長傾向を維持できると考えており、現時点の情報から判断すると、2022年度におけるグループ全体の業績は、売上高が2億3,500万ユーロ~2億6,500万ユーロ、税引前利益率が9%~12%に達すると見込まれます。足元の販売・調達動向や最近の韓国販売代理店の買収を考慮し、やや予想の幅が広くなっているものの、このような明るい見通しの背景には、サプライチェーンの改善に伴う設備投資の増加があると考えられます。また、この業績予想は、2025年度末までに売上高4億ユーロ、税引前利益率12%を達成するという中期目標の内容にも沿ったものとなっています。
アニュアルレポートの全文は、Basler公式ホームページ(www.baslerweb.com )にてご覧いただけます。
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