Baslerが幅広いオプションを完備したカメラモジュールdart Mを発表
- 日付
- 2024年4月23日
コンピュータービジョン業界の世界的なリーディングカンパニーとして高品質なカメラ、画像処理機器、ソフトウェアを提供しているBaslerが新たなGigE対応カメラモジュールを発表。幅広いオプションを完備したdart Mなら、要件に応じて自由なシステム構成を実現できます。
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、コストを抑えながら、自由なシステム構成を実現するGigE対応カメラモジュールdart Mを発表しました。幅広いオプションを完備したこの製品は、設置環境や機器要件に応じてセンサー、配線・電源供給方法、マウントを選択できるほか、柔軟性に優れたGigEを採用しているため、1本または2本のケーブルによる長距離データ転送や、複数のカメラの運用もスムーズに行うことが可能です。
要件に応じて最適なオプションを選択可能
幅広いオプションを特長とするdart Mは、ソニー社製PregiusシリーズのIMX287(VGA)、IMX273(1.6 MP)、IMX392(2.3 MP)に対応しているほか、本体とインターフェースボード、その他電子機器を接続するフレキシブルフラットケーブルについても、3つの長さが用意されています。さらに、PoE(Power over Ethernet)ケーブル1本、またはAUXケーブル2本による接続を選択できるなど、柔軟な配線が可能であるため、設置スペースも問いません。なお、マウントについては、ベアボード(マウントなし)、Sマウント、CSマウント(IRカットフィルターなし)、CSマウント(IRカットフィルターあり)の4種類があり、いずれのモデルも省スペース設計を採用しています。
柔軟かつシンプルなシステム構築を実現
既存のシステムを活用しながら、自由に開発を進めたい企業にとって、dart Mの持つ柔軟性は大きなメリットになります。しかも、Baslerでは、カメラ以外のハードウェアとソフトウェアも提供しており、優れた互換性を誇るレンズ、照明、GigEインターフェースカードから画像取得・処理をサポートするpylon Software Suiteに至るまで、ビジョンシステムの構築に必要なものがワンストップで揃います。
各種ビジョン機器と組み合わせることで、ファクトリーオートメーション、物流、ロボットをはじめとする幅広い用途に対応可能なdart Mについて、Baslerでプロダクトマネージャーを務めるDr. Melanie Gräselは、「GigE対応カメラモジュールとして優れたコストパフォーマンスを誇るdart Mなら、スペースに制限がある場合や性能要件が厳しい場合を含め、さまざまな市場ニーズに柔軟にお応えすることができます」と期待を寄せています。
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