「国際画像機器展2023」出展レポート

2023年12月6日(水)~8日(金)、パシフィコ横浜にて開催された「国際画像機器展2023」へ出展いたしました。創立35周年を迎えた今回は、最新ソリューション事例をはじめ、各種新製品をご紹介しました。3日間で合計1万2千人以上の方が来場され、弊社ブースにもたくさんの方にお立ち寄りいただきました。ありがとうございました。

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ITE booth

デモ展示内容

8k CXP-12ラインセンサーによる外観検査

CXP-12搭載ラインスキャンカメラが2024年、Baslerのラインナップに登場します。これに先駆け、ラインセンサー×CXPによる高速・高画素化実現のデモを展示しました。

メリット

  • 画総数~16k、ラインレート~200kHz

  • カメラリンクからの移行に最適

  • pylonとインターフェースカードによるスムーズなセットアップ

UVカメラによる非可視光域の検査

特定波長域における吸収性・反射性を利用し、目では見えないものを撮影可能な非可視光対応センサー搭載カメラ。今回は注目のUVカメラを2024年の発売に先駆けて展示しました。

メリット

  • ace 2 X UV: 紫外線+可視光領域対応(200~1000nm)

  • 充実の各種独自機能

  • 29×29mmのコンパクトな筐体

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ソリューション事例①

フレームグラバープログラミングによる高速色検出

FPGA画像処理開発環境VisualAppletsで作成したアルゴリズムをフレームグラバーに実装し、CXP-12対応カメラboost Vでオブジェクトを撮影。CPUベース/FPGAベース各処理におけるフレームレートとCPU負荷の大幅な違いをご覧いただきました。

メリット

  • 高速・高解像度リアルタイム撮影向けソリューションをワンストップでご提供

  • VisualApplets:フローチャート形式の直感的な操作画面で画像処理アプリケーションの作成が可能

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ソリューション事例②

オートフォーカス×pylonによる外観検査ソリューション

カメラ側でフォーカス計算およびレンズ制御を行うことで、PCへの負荷軽減およびシンプルな配線を実現するBaslerオートフォーカスソリューションを、ユーザビリティの高いBasler pylonソフトウェアサービスを使ったコード読み取りデモとして展示しました。

メリット

  • 少ない労力で導入可能な各種オートフォーカスソリューションをニーズに応じてご提供

  • Basler pylonソフトウェアサービス:用途に応じたあらゆる画像処理を実現

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Baslerステレオビジョン

産業用ロボット向けソリューションとして、2024年発売予定のカメラ&ロボット用アプリケーションソフトウェアで展開するステレオビジョン製品の先行展示を行いました。

メリット

  • カメラ:3D画像処理をオンボードで直接行うことにより、リアルタイム性が求められるロボット作業を強力サポート

  • ソフトウェア:物体認識、ナビゲーションなど必要機能のみの組み合わせでシステムの全体コストを削減

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国際画像セミナー「次世代のマシンビジョンに求められるテクノロジー」

注目の業界動向、次世代のマシンビジョンに求められるテクノロジーやBaslerの新しい取り組みについて解説しました。

最新版カタログ配布中!

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「Baslerコンピュータービジョン製品 総合カタログ」では、Baslerのカメラ、レンズ、照明、画像入力ボード、ビジョンアクセサリー、ソフトウェアなど、各種製品の仕様・詳細についてご覧いただけます。製品のご検討にぜひお役立てください。

製品仕様の主な掲載内容

  • センサー

  • 画素数

  • フレームレート(ラインレート)

  • インターフェース

  • ピクセルサイズ

  • シャッター形式

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