Basler ace 2 R a2A2048-37gmPRO
- IMX900 センサー
- 38 fps フレームレート
- GigE インターフェース
- up to 100 fps フレームレート（コンプレッションビヨンド使用時）
- 3.2 MP 画素数 (MP)
- 1/3.1'' センサー形式
ソニー社製CMOSセンサーIMX900を搭載した画素数3.2MP・フレームレート37fpsのGigE対応カメラです。
一般情報
| 量産開始 | 04/2025 |
|---|---|
| 注文番号 | 109472 |
| 製品シリーズ | ace 2 R |
| 製品ライン | ace 2 R Pro |
| カメラ種別 | エリアスキャンカメラ |
センサー
| センサーメーカー | Sony |
|---|---|
| センサー | IMX900 |
| シャッター | Global Shutter |
| センサー形式 | 1/3.1'' |
| センサー対角長 | 5.81 mm |
| センサー種別 | CMOS |
| センサーサイズ | 4.61 mm × 3.46 mm |
| 画素数（横×縦） | 2048 px × 1536 px |
| 画素数 (MP) | 3.2 MP |
| ピクセルサイズ（横×縦） | 2.25 μm × 2.25 μm |
| フレームレート | 38 fpsCalculate individual frame rate |
| フレームレート（コンプレッションビヨンド使用時） | up to 100 fps |
| モノクロ／カラー | Mono |
| 波長 | Visible |
EMVAデータ
| 量子効率（標準値／最小値） | 62.2 % (typical) |
|---|---|
| ダークノイズ（標準値／最大値） | 2.6 e¯ (typical) |
| 飽和容量（標準値／最小値） | 10.5 ke¯ (typical) |
| ダイナミックレンジ（標準値／最小値） | 71.7 dB (typical) |
| SN比（標準値／最小値） | 40.2 dB (typical) |
カメラデータ
| インターフェース | GigE |
|---|---|
| 画像データインターフェース | Fast Ethernet (100 Mbit/s), Gigabit Ethernet (1000 Mbit/s) |
| ピクセルビット深度 |
|
| 同期方式 |
|
| 露光制御 |
|
| デジタル入力 | 1 |
| 汎用I/O | 2 |
| 電源 | PoE or 12-24 VDC |
ハウジング
| 筐体種別 | Box |
|---|---|
| 外形寸法（長さ×幅×高さ） | 55.5 mm x 29 mm x 29 mm |
| 重量 | 105 g |
| レンズマウント | C-mount |
| 動作温度 | -10 °C - 50 °C |
技術図面
メーカー
| Basler |
|---|
準拠規格
- CE (incl. RoHS)
- EAC
- FCC
- GenICam
- GigE Vision 2.0
- IP30
- RoHS
- UKCA
- UL (in preparation)
製品ドキュメント
高感度、広いダイナミックレンジ＆自由なレンズ設計
IMX900は、可視光領域と近赤外（NIR）領域における優れた感度、広いダイナミックレンジ、自由なレンズ設計を特長としており、Baslerカメラと組み合わせることで、高度道路交通システム（ITS）、食品、物流、3D測定など幅広い用途の撮影に対応できます。
可視光領域と近赤外領域における優れた感度
3種類のセンサーの量子効率（QE）を比較した結果を以下に示します。
IMX900：最新のソニー社製Pregius Sシリーズ（シャッター方式：グローバル、画素数：3.2MP、ピクセルサイズ：2.25μm2）
IMX252：第2世代のソニー社製Pregiusシリーズ（シャッター方式：グローバル、画素数：3.1MP、ピクセルサイズ：3.45μm2）
CMV2000NIR：生産終了済みの近赤外センサー（シャッター方式：グローバル、画素数：2.2MP、ピクセルサイズ：5.5μm2）
QE曲線からわかるように、可視光領域と近赤外領域の両方において、IMX900はほかの代表的なセンサーを上回る感度を実現しています。
広いダイナミックレンジ
IMX900には、複数の露光条件を組み合わせて同時に撮影を行うことで、最大120dBの広いダイナミックレンジを実現するQuad HDR（High Dynamic Range）機能が搭載されており、金属パーツやゴムなど反射率の異なる素材の撮影に非常に有効です。
自由なレンズ設計
IMX900は、画素の微細化（2.25μm）と画素構造の刷新により、1/3.1インチのコンパクトなセンサーサイズにもかかわらず、IMX252を上回る集光効率を実現しています。そのため、画質を維持した露光時間の短縮や、開口率の向上による被写界深度の拡大を含め、自由なレンズ設計が可能です。
さらに、IMX252と異なる点として、IMX900はBasler C125レンズ、Basler C23レンズの両方に対応しており、特に口径食と収差を抑えるBasler C23レンズとBasler ace 2のIMX900搭載モデルを組み合わせれば、ビジョンシステムの画質を最大限に引き出すことができます。
技術面の進化：画素構造の刷新
ソニー社製Pregius Sをベースにした独自の画素構造を採用していることもIMX900の大きな特長で、斜入射特性とあわせて受光量、つまり量子効率（QE）が向上しているため、たとえ露光時間を短縮しても、そのままの画質を維持できます。このほか、画素構造も刷新されており、近赤外領域における感度が改善しています。
機能
機能の詳細はこちら： 製品ドキュメント
チャンク
事象報告
GigE Vision 2.0
画像取得の制御
Light Control Features
ライン信号源
その他
標準機能
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