VisualApplets IDEライセンス
シングルユーザー、マルチユーザーを選択できるVisualAppletsの標準ライセンスです。
VisualAppletsをダウンロードすると、初回起動時にデモモードに切り替わります。
実際にFPGA開発を行う場合は、別途ドングルをご購入のうえ、無料のVisualApplets IDE評価ライセンス(20034)をお申し込みいただくことで、VisualAppletsの機能を180日間お試しいただけます。
機能の詳細については、Basler製品ドキュメントをご覧ください。
デザイン作成
ドラッグ&ドロップによるデザイン作成
フローチャート形式の操作画面
グラフィカルユーザインタフェース
直感操作による画像形式設定
直感操作によるオペレーター設定
階層構造のデザイン
汎用I/Oによる信号処理(トリガー、照明制御など)
ユーザーライブラリー機能
デザインシミュレーション
高度なシミュレーション
シミュレーション中間結果の分析
ディスクからの画像データの抽出
デザイン検証
デザインルールチェック
FPGAリソース計算
オペレーター別のFPGAリソース情報
実装サポート
ランタイム実装
ソフトウェアによるレジスター制御
SDKコードジェネレーター
ザイリンクス社製FPGAのビルドフロー構築
拡張機能
カスタムオペレーターの保護
ハードウェアデバッグ向けオペレーターライブラリー
パラメーターの変換・引き継ぎ
TCLコマンドによるスクリプト生成
TCLスクリプト収集機能
ユーザーライブラリーの保護
VHDLインポート - カスタムオペレーターデザイナー
圧縮オペレーター
ブロブ(セグメンテーション)オペレーター
開発担当者のメリット
CPUの上流にあるFPGA上でさまざまな処理(画像の最適化・分析、制御信号の生成)を行います。
VHDLに精通していなくても使用できる直感的な操作画面を採用しています。
FPGAデザインを作成した後、アプレット実装時にランタイムのパラメーターをスムーズに調整できます。
各種サードパーティ製画像処理プログラムとの互換性も確保しています。
営業担当者のメリット
VisualAppletsが新規アプリケーションのスムーズな開発をサポート。作成したコードをシステムに迅速にアップロードできます。
直感的な操作画面を採用しているため、ソフトウェア開発者、アプリケーションエンジニアにかかわらず簡単に使用可能。ハードウェアプログラマーとソフトウェアプログラマーが協力して部門横断的に開発に取り組むことができます。
開発作業の継続的な調整に対応することにより、初期コストと維持コストを低減。収益性が向上すれば、新しいハードウェアプラットフォームを素早く導入できます。
バイナリコードに変換することにより、画像処理向けに開発された独自のデザインを種類別に保護。アプレットと特定のFPGAを紐づけることにより、アプレットの無断使用を防止します。
画像処理アプリケーションをスムーズに作成できるVisualApplets
2006年にリリースされ、国際的な賞も獲得しているVisualAppletsには、以下のような特長があります。
そのまま使える80以上のサンプルアプリケーションで時間とコストを節約
200種類以上のオペレーターを含む画像処理ライブラリーをご用意
頻繁に使用する画像処理プロセスのライブラリーへの保存や既存コードのインポートに対応
ビジュアルプログラミングを採用しているため、データ信号の処理や外部インターフェース(周辺機器)との接続によるトリガー機能のカスタマイズも簡単
VisualAppletsの拡張機能を使用可能
VisualAppletsには、画像処理アプリケーションのデザイン、デバッグ、レビューに便利なライブラリーや機能が多数搭載されています。
カスタムライブラリー
オペレーターの定義ファイル(XML)のインポート・エクスポートに対応し、オペレーターをカスタマイズできるライブラリーです。IPコアをはじめとする既存のリソースやコードを再利用することにより、わずか数ステップでFPGAプログラミングが完了するため、製品の市場投入を大幅に加速することが可能です。
デバッグライブラリー
画像分析、画像統計、ストリーミング分析、画像フローの制御・監視などの高度なデバッグ機能を有するライブラリーです。ランタイム環境にあるVisualAppletsのデザインや開発中のカスタムオペレーターのデバッグのほか、カスタムオペレーターの追加に伴うデザインへの影響を分析することも可能です。
パラメーターライブラリー
保護領域など深い階層にあるパラメーターを調整した場合でも、ランタイム中に変更を一括で自動反映させることが可能なライブラリーです。デザインの開発や追加ソフトウェアの使用に際し、パラメーターを手動で調整する手間が省け、エラーも防止できます。さらに、変更があったパラメーターから他のパラメーターの設定値を自動的に計算し、デザイン全体に反映させることも可能です。
TCLコンソール
異なるパラメーターを有する大量の画像のシミュレーションなど、複雑なプロセスをスクリプトにより自動化できるコンソールです。外部の画像処理ソフトウェアに接続し、デザインのパラメーターや画像を転送することも可能です。
セグメンテーション・分類
ラベル付けした対象物をバウンディングボックスで囲み、セグメンテーションとラベル付けを行った後、位置、表面、形状、範囲に関する情報を取得するオペレーターです。ブロブ解析と呼ばれるこの手法は、1D、2Dのバイナリー画像に使用されます。
データ圧縮
FPGA上で画像データをリアルタイムに処理し、CPUに負荷をかけることなくコンピューターに転送・保存することができるJPEG圧縮オペレーターです。8ビットのモノクロ画像や24ビットのRGBカラー画像を任意のレートで圧縮し、データ量を削減することにより、高速インターフェース対応カメラによる連続撮影をサポートします。
画像処理システムの構築をトータルサポート
開発作業から独自製品の設計(カスタマイズ)に至るまで、さまざまなご要望を満たす総合コンサルティングサービスをご提供しています。
コンサルティングサービスの詳細はこちら製品ドキュメント、関連記事、パンフレットなど、VisualAppletsに関する資料を多数ご用意しています。
VisualAppletsユーザーマニュアル - Basler製品ドキュメント
その他記事、パンフレットについては、文書のダウンロード ページをご覧ください。.