スマートビジョンシステムにおけるBasler dartの活用

オンボード画像処理の概要

オンボード画像処理とAIによる処理速度の向上が可能なWahtari社製SmartCamは、柔軟性の高いモジュラープラットフォームを採用しており、ナンバープレート認識、駐車場の監視、防犯などの用途にスムーズに導入できます。

省スペースなAI搭載型ビジョンシステムの課題

IT・セキュリティ分野に使用されるソフトウェア、ハードウェアを開発しているWahtari社では、安全性と信頼性を兼ね備えたコンパクトかつ高性能なカメラモジュールを探していました。慎重な選定の結果、同社のSmartCamにはBasler dartが採用されています。

ソリューション：コンパクトなBasler dartの活用

SmartCamに最適なCMOSカメラモジュールとして採用されたBasler dart（CSマウント）は、19.2mm×29.3mm×29mmのコンパクトなボディでありながら、画素数12MP・フレームレート54fpsを誇り、汎用性の高いUSB 3.0も搭載するなど、既存システムからの移行を含め、顧客の希望や要件に柔軟に対応できます。

SmartCamについては、Wahtari社製エンドツーエンドAIプラットフォームJunoと組み合わせることも可能で、幅広い業界や用途におけるディープラーニングの導入に必要不可欠なツールとして、生産性の高いAIエコシステムの構築に最適です。

AI搭載型ビジョンシステムのメリット

• シンプルなモジュラー構造を採用

• 各種用途に対応した高度なオンボード画像処理が可能

• AIにより処理速度を向上