導入事例

Basler ace Uにより安全性と性能をさらに向上:Imaging Engineering社のX線透視撮影装置更新ソリューション

透視装置

X線透視撮影装置の用途

Imaging Engineering社製X線透視撮影装置は、病院や診療所における内科・消化器科・咽喉科の診断に長年使用されており、リアルタイムな観察を行う専門的かつ高価な医療機器として知られています

既存のX線透視撮影装置の課題

さまざまな場面で活躍してきたX線透視撮影装置ですが、撮像管やCCDセンサーを含む技術の陳腐化が進み、主要機器であるカメラとコンピューターにも生産終了が相次ぐなど、設備刷新が問題になっています。そこで、Imaging Engineering社では、新たな更新ソリューションに使用する撮影機器として、Basler aceを採用することにしました。

ソリューション:カメラ搭載型高性能X線透視撮影装置

Imaging Engineering社では、本事例の更新ソリューションを開発するに当たり、X線カメラとCMOSカメラのBasler aceを比較したうえで、X線透視撮影に最適な機器としてace UのGigE対応モデル(2.3MP・41fps)を選びました。高い量子効率を誇るこのカメラと撮影制御機能を導入することにより、検査に必要な画質を維持しながら、放射線量を最大70%低下できたほか、設備刷新コストの削減や撮影性能の向上にもつながっています。

カメラ搭載型X線透視撮影装置のメリット

  • X線透視撮影装置の設計・性能要件を満たすカメラを採用

  • システムの運用コストを削減

  • Baslerならではの充実のサポート&サプライチェーン管理

使用製品

‍‍ご紹介したソリューションの導入には、以下‍の製品が最適です。

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