活用事例

CXP-12対応ビジョンシステムによるモーションキャプチャーを活用したリアルな3Dモデルの作成

人間や動物の動きをデジタル化し、各種解析やコンテンツ作成に活用するなど、研究、スポーツ、ファッション、医療、エンターテイメントをはじめとする多くの分野で注目されている3Dモデル。その作成工程では、複数のカメラを正確に同期しながら、異なる角度から画像を撮影する必要があります。

モーションキャプチャー向けCXP-12対応ビジョンシステム
‌モーションキャプチャーに使用されるCXP-12対応機器

課題

‌タイムシフト撮影、リアルタイム撮影にかかわらず、対象物の動きを細部までリアルに再現するには、高い画質を確保しなければなりません。 ‌しかし、複数の高画素カメラを使用する場合、画像のデータ量が膨大になるという問題があります。

ソリューション

以下のメリットを持つCXP-12対応ビジョンシステムは、今回の事例の厳しい要件をすべて満たしています。

  • 優れた拡張性&帯域幅とセンサー性能を最大化

  • 最新のソニー社製高画素センサーならではの優れた画質

  • 正確な同期でレイテンシーを軽減

  • 電源供給とトリガーに対応した長距離ケーブル

CXP-12対応ビジョンシステムは、本物のようにリアルな3Dモデルの作成を含め、さまざまな作業の自動化に最適です。 Baslerでは、カメラ、インターフェースカード、フレームグラバー、レンズ、ケーブルからLinuxを含む各種OSに対応した便利な評価キットに至るまで、モーションキャプチャーに必要なCXP-12対応製品をワンストップでご提供しています。 Basler boostは、ソニー社製グローバルシャッターCMOSセンサーPregius S(IMX530、IMX531、IMX532)を搭載し、画素数16MP・20MP・24MP、最大フレームレート150fpsに対応するなど、動体撮影に最適なCXP-12対応カメラです。しかも、グローバルシャッター方式を採用しているため、読み出し時間の差による動体歪みも発生しません。 このほか、マルチチャンネル対応のCXP-12インターフェースカードやフレームグラバーと組み合わせれば、boostの性能を最大限に発揮できます。 このように、拡張性、トリガー機能、同期精度に優れたCXP-12対応マルチカメラシステムは、リアルタイム撮影(テレビ中継など)とタイムシフト撮影の両方に適しているといえるでしょう。

メリット

  • CXP-12対応製品をワンストップでご提供

  • pylon Camera Software Suiteを共通SDKとして使用することで、複数のカメラとインターフェースカードを簡単に運用可能

  • CXP-12対応ビジョンシステムの試験・開発をサポートする評価キットもご用意

  • ムダを省きながら、システムの構築・保守にかかるコストを削減

使用製品

‍‍ご紹介したソリューションの導入には、以下‍の製品が最適です。

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